忘れた心を取り戻す癒しのバルカン音楽

 

私が気に入ったバルカン音楽をご紹介。大体ローマ字読みでおっけいなのでよかったらセルビア語、クロアチア語、ボスニア語(ほぼ一緒の言語セルボ-クロアチ語と呼ぶ)で歌ってみてください。少しづつ増やしていきます。

歌いたい人はこの文字の読み方だけ覚えてください。š=シュ、č=チュ、j=ヤ行、ć=

Ne klepeći nanulamaby Nadzad Saikovic

母への思いを歌う一曲。バルカンの文化は家族第一!しょっちゅう家族全体で集まって食事会やパーティをする。家族同士で感謝の言葉をのべたり、愛情をすごく示す。日本では滅多にお目にかかれない光景だ。この歌の内容は、亡くなった母を思い出してしまうので下駄でカタカタと音を鳴らしながら納屋から降りてこないでくれと妻に語りかけ、母の死を悲しむ男性の気持ちを表している。

 

 I will wait by    2CELLOS

イケメンのクロアチア人の二人が美しいチェロを奏でる。クロアチアにある豊かな自然を存分に楽しめる映像にも癒される。バルカンには仕事がない。バルカンの人たちは日本人は金持ちで夢の国だと思ってる。でも実際日本人が一生懸命お金を貯めて老後に過ごしたいと思っている夢のような生活をすでにしている。みんな自分の家を持ち、太陽がsun sun としてるから庭で野菜や果物を育て、家族や親戚とゆっくりとした時間を過ごす。この国で一文無しになっても飢死にすることはないだろう。そこらへんの木の実を食べときゃいいのである。みんな寛大だから少ししかなくても分け与えてくれる。金がないのではない。金だけがないのである。逆に日本はどうだろう。一文無しになったら食べるものもない、友達は離れていく。そんなギリギリの生活で家族との時間をゆっくり取れず働きまくりの人生。世界規模で見ると日本人は確かに金持ちだ。でも高い家賃に狭い部屋、その為に多く働き家族との時間があまり取れない。レクリエーションするにも全部金がかかる事ばかり。金があるのではなく金しかないのかもしれない。貧しいバルカンの子たちは折り紙で鶴を折ってあげるだけで喜んだ。おじいちゃんおばあちゃんは孫と時間が過ごせて幸せそうだ。しかし彼らは彼らで仕事がない、金がないと嘆いている。。真の豊かさ外的な要素から来るものではないことがわかる。

 

Hallelujah    by    2CELLOS

うっとりする音楽。忙しい中、少し手をとめて、何も考えずに頭をリセットするのにおススメ

 

Dok palme njišu grane by Sajka

バルカンの『木綿のハンカチーフ』、哀愁漂う一曲。リキュールでも飲みながら聴きたくなる。クロアチに旅行中、ホテルで出会ったボスニア人のおじさんがテラスでギターで弾いてたのでなんの曲かを聞いてメモっておいた曲。

『Makedonsko Devojce』

バルカン生まれならみんな知ってるマケドニア音楽。これ一曲歌えれば、バルカンの人と一緒に肩を並べて歌うことができるようになる。「♫この世のどこにマケドニアの娘以上に美しい娘がいるだろうか?」と呼び掛け、「♪いいやいない、いない、いない」と繰り返しマケドニアの娘たちは世界のどの国民よりも美しいと歌ったもので結婚式でよく歌われます。

 

『Sarajevo』 by Enes Begović

タイトル通り、サラエボについての歌。好きな人にふられて、その人を忘れる為にみんなが僕にサラエボを与えた。でもそれは十分じゃないよー♫みたいな歌詞の内容。要するにサラエボという町がそれほど活気に溢れているところだと言いたいのだと思う。彼は国民に愛されている有名な歌手である。

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